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北欧のユースクリニック視察へ行ってきました ①

2026.05.01
🇩🇰 🇸🇪報告①  2026年3月29日〜
🇸🇪(スウェーデン)
Ungdomsmottagningen Malmö
マルメ市ユースクリニック
今回の視察は、ユースクリニックに実際に行ってみたいな、と思ったことがきっかけでした。
身体のこと、心のこと、もし「困ったときに安心して行ける場所」が最初から当たり前に街中にあったとしたら、若者の選択や未来はとても変わるのではないかなということと、
以前から北欧に行ってみたかったことです。
1日目はスウェーデン・マルメ市にあるユースクリニックを訪問しました。
( ソウリンクス海外研修プログラム)
ユースクリニックは、若者が性や身体、こころについて相談できる場所です。
最初は1970年代に、望まない妊娠への相談を主とした場所として医師たちによって立ち上げられ、80年代にHIVが広がった事により政府がお金を出し、現在では全国に約300か所あるそうです。その多くが公営・自治体運営です。
現在は医療、心理、福祉職が連携。
マルメのユースクリニックスタッフは、助産師15名、カウンセラー/ソーシャルワーカー10名、男性看護師2名、医師、などで構成されていて、連携し、身体とこころの両面から支えることが自然な形で行われるような体制が整っていました。
まず中に入って最初に感じたことは
内装が素敵だったこと、
待合室も広くおしゃれな感じで、
相談のお部屋も(それぞれのスタッフが、助産師1人1部屋、カウンセラー1人1部屋のように皆さんが持っていて)中も病院ぽくなくてお部屋のよう。
そして、スタッフの方々がとてもフレンドリーだったこと。
若者が安心して利用できる環境づくりを最も大切にしているとおっしゃられていました。
印象的だったのは、若者が「困ってから探す場所」ではなく、日常の中で皆んなが普通に知っていて(学校訪問や動画教材の提供、公共交通機関や医療機関での広報などを通して)
必要な時にふらっと来られる場所として存在していることです。
ユースクリニックの存在を若者も皆んなが知っているそうで、イメージ的に学校内の保健室(のしっかりしたバージョン)が、街の中に国のいろんな場所にある、という感じかな、と思いました。
男の子も来やすいように男性の看護師さんが2人います。移民の子たちも多く訪れるそうです。
来所以外にも、オンラインでのビデオ相談やドロップインもあり、遠方に住む若者や来所しにくい若者にもつながりやすい仕組みがあります。他国へ留学中もオンライン利用が可能。
「顔を見て話すことで、その子の状態や小さなサインに気づくため」チャットよりもビデオ通話メイン。
⭐️マルメのユースクリニック基本方針
12〜24歳の若者を対象に、性と生殖に関する健康と権利を大切にしながら、心身の健康を支える
⭐️大切にされている原則
「若者自身の意思で来ること」
「批判されないこと」
「敷居が低いこと」
「多職種で支えること」
「無料であること」
実際に、避妊、緊急避妊薬、性感染症の検査、月経の相談、メンタルヘルスの相談などが、若者にとって、とてもアクセスしやすい形で提供されていました。緊急避妊薬は予約なしで来ても、その場で助産師が対応できる体制があるそうです。無料です。
⭐️いろんなプログラムあり
マインドフルネス
8WEEKS オンラインのセラピープログラム
ストレス・不安・不眠 プログラム カウンセリング
淋病 クラミジア ホームキット
性行痛 不眠 生理痛の相談
全体のお話しから、支援を“特別なもの”にせず、日常の中に自然に存在して
必要なときにすぐアクセスできる
その設計そのものが、若者を孤立させない社会をつくろうという取り組みのように感じました。
並行して性教育が進んでいるというのもとても納得しました。

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